マンサフとは?
まんさふ
マンサフとは、ヨルダンを代表する伝統料理で、発酵乳から作るジャミードのソースで煮込んだ羊肉をご飯と平パンの上に盛り付けた祝祭料理です。
マンサフ(Mansaf)は、ヨルダンの国民的料理であり、結婚式・葬儀・祝い事・来客のもてなしなど特別な場に欠かせない伝統的な祝祭料理です。アラビア語で「大きな皿」を意味するとされ、その名の通り大皿に豪快に盛り付けて供されます。
マンサフの最大の特徴は、「ジャミード(Jameed)」と呼ばれる発酵・乾燥させた羊のヨーグルト(乾燥乳)を溶かして作るソースです。ジャミードは独特の酸味と濃厚な風味を持ち、このソースで長時間煮込まれた骨付き羊肉が主役となります。
料理の構成と食べ方には独自のスタイルがあります。
- 大きなトレイに薄い平パン(マルクーク)を敷く
- その上に米飯(ライス)を盛る
- さらに羊肉をのせ、上からジャミードソースをかける
- 松の実やアーモンドで飾ることもある
- 伝統的には右手だけを使い、立ち食いや皆で囲んで食べる
マンサフはベドウィン(遊牧民)の文化に起源を持ち、砂漠の厳しい環境でも保存できるジャミードが重宝されてきた歴史を反映しています。2021年にはユネスコの無形文化遺産にヨルダン料理として関連登録が検討されるなど、文化的な重要性が高い料理です。現在ではヨルダン国内にとどまらず、パレスチナやサウジアラビアなど周辺地域でも食されています。
使い方・例文
「マンサフ」は中東料理・ヨルダン旅行・食文化の話題で登場します。「ヨルダンの家庭に招かれてマンサフをごちそうになり、ジャミードの独特な風味に感動した」のように使われます。
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