マルチキャスト配信とは?
まるちきゃすとはいしん
マルチキャスト配信とは、一つの送信元から複数の受信者へ同じデータを効率よく同時配信するネットワーク通信方式です。
マルチキャスト配信とは、ネットワーク上でひとつの送信元が特定のグループ宛てに一度だけパケットを送信し、途中のルーターが必要な経路に複製・転送することで多数の受信者へ効率よく同じデータを届ける通信方式です。
- ユニキャスト:1対1通信。受信者が増えるほど送信元の帯域が比例して増大する
- マルチキャスト:1対グループ通信。ネットワーク内で経路を枝分かれさせて複製するため、送信元の帯域は受信者数に依存しない
- ブロードキャスト:ネットワーク全体への一斉送信。不要な端末にも届くためトラフィックが膨大になる
マルチキャストはIPv4ではIGMP(Internet Group Management Protocol)、IPv6ではMLDというプロトコルでグループ管理を行います。企業内ネットワークや放送事業者の映像配信インフラ、株価など金融リアルタイムデータの同報配信、ライブストリーミングのバックボーン回線などで採用されています。一方で、インターネット全体にわたるマルチキャスト(グローバルマルチキャスト)はルーターの対応やISP間の設定が複雑なため、一般的なインターネット上ではCDNを用いたユニキャストが主流です。
使い方・例文
企業内ネットワークで全社向けライブ動画配信を行う際、マルチキャストを使うと回線に同じデータが何千本も流れることなく効率的に配信できます。
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