マルガリータ・テレサ・デ・エスパーニャとは?
まるがりーたてれさでえすぱーにゃ
マルガリータ・テレサ・デ・エスパーニャとは、17世紀スペインのハプスブルク家の王女で、ベラスケスの名画「ラス・メニーナス」に描かれた人物として広く知られています。
マルガリータ・テレサ・デ・エスパーニャ(Margarita Teresa de España、1651〜1673年)は、スペイン王フェリペ4世と王妃マリアナ・デ・アウストリアの娘として生まれた王女です。後に神聖ローマ皇帝レオポルト1世に嫁ぎ、皇后となりました。
彼女がとくに有名な理由は、宮廷画家ディエゴ・ベラスケスの傑作「ラス・メニーナス(Las Meninas、1656年)」に描かれた中心人物であるためです。この絵画はスペイン黄金時代の芸術を代表する作品であり、マルガリータは白いドレスをまとった幼い王女として画面の中心に立っています。
彼女の生涯は短く、1666年に15歳でレオポルト1世と結婚しましたが、たびたびの妊娠と当時の医療水準の限界もあり、21歳という若さで亡くなりました。子供のほとんどは幼児期に死去しており、生き残ったのはマリア・アントニアのみでした。
ハプスブルク家同士の縁組は近親婚が多く、一族の健康問題とも深く関わっていました。マルガリータの生涯はそうした王家の宿命を体現しており、芸術史・政治史の双方から注目される存在です。
使い方・例文
「美術館でベラスケスの「ラス・メニーナス」を鑑賞すると、中央に立つ幼い王女がマルガリータ・テレサ・デ・エスパーニャであることが解説板に記されている。」
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