マリア・カラスとは?
まりあ・からす
マリア・カラスとは、20世紀を代表するギリシャ系アメリカ人のソプラノ歌手で、その圧倒的な表現力と歌唱技術によって「オペラの女神」と称された人物です。
マリア・カラス(Maria Callas、1923〜1977年)は、ギリシャ系アメリカ人のソプラノ歌手で、20世紀最大のオペラ歌手の一人として世界的に高く評価されています。本名はセシリア・ソフィア・アンナ・マリア・カロゲロプロウ(Cecilia Sofia Anna Maria Kalogeropoulou)といいます。
1923年にニューヨークで生まれ、幼少期より音楽の才能を示しました。ギリシャのアテネ音楽院で学んだ後、イタリアでオペラの世界に本格的に踏み出しました。1949年頃から体重を大幅に減量したことで、声質の変化とともにより精緻な技巧が可能となり、絶頂期を迎えます。
カラスの歌唱の特徴として、以下の点が特筆されます。
- 劇的な感情表現と音楽的知性の融合
- ベルカント唱法の復興と普及への貢献
- 声域の広さと音色の豊かな変化
- 細部にまで神経の行き届いたフレージングとディクション
ドニゼッティやベッリーニ、ヴェルディの作品を中心にレパートリーを持ち、1950〜60年代のミラノ・スカラ座での活躍は特に伝説的です。指揮者レナード・バーンスタインや船王アリストテレス・オナシスとの関係など、私生活もゴシップの対象となりました。1977年にパリで急逝しましたが、その遺産は今日もオペラの世界に生き続けています。
使い方・例文
マリア・カラスが歌うヴェルディの「椿姫」やベッリーニの「夢遊病の女」の録音は、半世紀以上経った今もオペラファンの間で愛聴され続けています。
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