マフフーズ・ナギーブとは?
まふふーずなぎーぶ
ナギーブ・マフフーズは、アラビア語文学を世界に知らしめたエジプトの小説家で、1988年にアラブ人として初めてノーベル文学賞を受賞しました。
ナギーブ・マフフーズ(Naguib Mahfouz、1911年〜2006年)は、エジプト・カイロ出身のアラビア語作家です。アラブ世界を代表する小説家として広く認められており、1988年にアラブ系作家として初めてノーベル文学賞を受賞したことで、世界的な名声を得ました。
カイロの下町・ガマリーヤ地区に生まれ育ち、その街の風景や庶民の暮らしを多くの作品に描き込みました。代表作である「カイロ三部作」(宮廷横丁・欲望の宮殿・砂糖街)は、1919年から1944年にかけてのエジプト社会を三世代にわたって描いた大河小説で、アラビア語文学の最高傑作のひとつとされています。
その作風の特徴として、次の点が挙げられます。
- リアリズムに基づく社会・家族の描写
- イスラム社会における近代化と伝統の葛藤
- 宗教・政治・倫理への鋭い問いかけ
1994年には宗教的な内容をめぐり過激派による刃傷事件に遭い、重傷を負いましたが一命を取り留めました。94歳で没するまで執筆を続け、アラブ文学の裾野を広げた功績は計り知れません。
使い方・例文
アラブ文学に興味を持った際、まずナギーブ・マフフーズの「カイロ三部作」を手に取ることが入門として勧められます。
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