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ポール・クルーグマンとは?

ぽーる・くるーぐまん

ポール・クルーグマンとは、国際貿易論と経済地理学の革新的な理論で2008年にノーベル経済学賞を受賞したアメリカの経済学者です。

ポール・クルーグマン(Paul Robin Krugman、1953年〜)は、アメリカ合衆国生まれの経済学者で、国際貿易論・国際金融・経済地理学の分野で世界的な業績を残しています。

学術的な最大の貢献は「新貿易理論(New Trade Theory)」の構築です。従来の比較優位論では説明できなかった、同じような産業構造を持つ先進国どうしが同種の製品を相互に輸出し合うという現象を、規模の経済と独占的競争のモデルで理論化しました。さらにこの枠組みを地域経済に応用した「新経済地理学(New Economic Geography)」では、産業の特定地域への集積がなぜ起きるかを解明し、1991年の代表作『地理と貿易(Geography and Trade)』などで展開しました。これらの業績が評価され、2008年にノーベル経済学賞を単独受賞しています。

プリンストン大学教授を長く務め、現在はニューヨーク市立大学大学院センター教授です。また、ニューヨーク・タイムズ紙のコラムニストとしても著名で、財政・金融政策・格差問題について積極的に発言してきました。著書『格差はつくられた』『危機突破の経済学』なども広く読まれています。

使い方・例文

「クルーグマンの新貿易理論は、なぜ日本とドイツが同様の自動車を輸出入し合うのかを規模の経済で説明する際に引用されます。」

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