ポール・アンドリューとは?
ぽーるあんどりゅー
ポール・アンドリューは、北京の国家大劇院やシャルル・ド・ゴール空港ターミナルなど大規模公共建築を手がけたフランスの建築家です。
ポール・アンドリュー(Paul Andreu、1938〜2018年)は、フランスのカストル近郊に生まれた建築家・エンジニアで、20世紀後半から21世紀初頭にかけて世界各地の大規模インフラ・文化施設を設計しました。エコール・ポリテクニークとエコール・ナショナル・デ・ポン・エ・ショセーで学んだ後、フランス空港公団(ADP)のチーフアーキテクトとして長年活躍しました。
代表作として最も広く知られているのは、パリ郊外のシャルル・ド・ゴール空港第1ターミナル(1974年開業)です。円筒形の斬新なデザインは空港建築の新しい可能性を示しました。さらに世界20か国以上で空港ターミナルを設計し、「空港建築の第一人者」と呼ばれました。
晩年の代表作として特筆されるのが、中国・北京の国家大劇院(2007年開業)です。チタンとガラスで覆われた巨大な楕円形ドームが水面に浮かぶように建ち、伝統的な天安門広場周辺の景観との対比が話題となりました。
大胆な幾何学形態と最先端の建設技術を組み合わせた作品群は、公共建築における現代建築の可能性を広げたものとして建築史に刻まれています。
使い方・例文
「北京・天安門広場のそばに建つ、水面に映る巨大な卵形のガラスドームが国家大劇院で、ポール・アンドリューの代表作として観光スポットにもなっています。」
この用語をシェア
最終更新: