ポポーとは?
ぽぽー
ポポーとは、北アメリカ原産のバンレイシ科の果樹で、トロピカルフルーツに似た甘くクリーミーな果実が特徴の「幻の果物」です。
ポポー(Pawpaw、学名:Asimina triloba)は、バンレイシ科(Annonaceae)アシミナ属に属する落葉小高木です。北アメリカ東部が原産で、カナダ南部からフロリダ州にかけての広い範囲に自生しています。バンレイシ科はチェリモヤやアテモヤなどの熱帯果樹が多い科に属しますが、ポポーは温帯でも栽培できる稀有な存在です。
果実は楕円形で、熟すと黄緑色から黄色に変わります。果肉はクリーム色でなめらかな食感があり、バナナやマンゴー、カスタードを思わせる甘い香りと風味が特徴です。そのため「北米のトロピカルフルーツ」とも呼ばれます。種子は数粒含まれており大きめです。
ポポーが「幻の果物」と呼ばれる理由は、果実の日持ちが非常に短い点にあります。完熟してから数日以内に食べ切る必要があり、長距離輸送や流通が難しいため、市場にほとんど出回りません。そのため、栽培している農家や家庭菜園で直接入手することが多いです。
栽培上の特徴は以下のとおりです。
- 耐寒性が高く、-20℃程度の低温にも耐える
- 日当たりのよい場所を好むが、幼木期は半日陰でも育つ
- 自家不和合性があるため、異なる品種を2本以上植える必要がある
- 病害虫に強く、農薬をほとんど使わずに栽培できる
日本でもポポーへの関心が高まっており、一部の農家や果樹愛好家が栽培しています。独特の風味と希少性から、直売所などで見つかると即完売になることも多い注目の果樹です。
使い方・例文
ポポーは完熟後の日持ちが非常に短く流通が難しいため、農園の直売や収穫体験イベントなどで「その場で食べる」希少なフルーツとして体験できます。
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