ポタワトミ族とは?
ぽたわとみぞく
ポタワトミ族とは、北米五大湖地域を原住地とするアルゴンキン語系の先住民族で、「火の守り人」とも称されます。
ポタワトミ族(Potawatomi)は、北アメリカ先住民のなかでもアルゴンキン語族に属する民族で、もともとミシガン湖・ヒューロン湖周辺の五大湖地域を居住地としていました。「ポタワトミ」という名称は自民族語で「火の守り人(Keepers of the Fire)」を意味するとされ、かつてオジブウェ族・オタワ族とともに「三火の同盟(Three Fires Confederacy)」を形成していたことに由来します。
伝統的な生活は狩猟・採集・農耕(トウモロコシ・豆・かぼちゃ)を組み合わせたもので、季節によって移動しながら生活していました。半永久的な村を持ちつつも、狩猟の季節には移動する半定住的な生活様式が特徴です。
ヨーロッパ人との接触後、ポタワトミ族は毛皮交易において重要な役割を果たし、フランス人との友好的な関係を築いた時期もありました。しかし19世紀にはアメリカ合衆国政府の「インディアン移住法」によって強制移住を余儀なくされ、「死の旅路(Trail of Death)」と呼ばれる悲惨な移送が行われました。
現在、ポタワトミ族は複数のバンド・部族政府に分かれてカンザス・オクラホマ・ウィスコンシン・ミシガンなどに居住しており、連邦政府に認定された部族として自治権を持ちます。言語や文化の復興活動も積極的に行われています。
使い方・例文
「北米先住民の歴史を学ぶ際、ポタワトミ族の強制移住は19世紀アメリカの先住民政策の問題を象徴する出来事として取り上げられる。」
この用語をシェア
最終更新: