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ポセイドンの海馬とは?

ぽせいどんのかいば

ポセイドン海馬とは、ギリシャ神話に登場する海神ポセイドンが駆る、馬の前半身と魚の尾を持つ伝説の生き物です。

ポセイドン海馬(ヒッポカンポス、Hippocampus)は、古代ギリシャ神話に登場する幻想的な生き物です。その名はギリシャ語で「馬(hippos)」と「海の怪物(kampos)」を組み合わせたもので、馬の頭部・前半身と、魚または海蛇のような鱗と尾を持つ半人半魚ならぬ半馬半魚の姿で描かれます。

海神ポセイドンローマ神話ではネプトゥヌス)が波の上を走る際、この海馬に引かせた戦車(チャリオット)に乗るとされており、古代ギリシャの壺絵や浮き彫りにその姿が多く残っています。また、ポセイドンの眷属として海中を泳ぐ存在としても描かれました。

この神話上の生き物の名称は後世の科学用語にも受け継がれており、実在の小型魚「タツノオトシゴ」の学名がHippocampusとされているのは、その外見が神話の海馬に似ているためです。さらに、人間の脳内にある記憶や空間認識を司る部位「海馬(hippocampus)」も、その湾曲した形状がタツノオトシゴに似ていることからこの名が付けられました。

芸術・紋章・装飾の分野では海馬のモチーフが海や水にまつわる権威・力の象徴として長く使われてきました。

使い方・例文

美術館の展示でポセイドンが描かれた古代ギリシャの壺絵を見ると、海馬に引かれた戦車に乗る神の姿が確認できる。

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