ボロブドゥール寺院とは?
ぼろぶどぅーる じいん
ボロブドゥール寺院とは、インドネシアのジャワ島中部に位置する世界最大級の仏教遺跡で、ユネスコ世界遺産にも登録された9世紀建造の壮大な石造寺院群です。
ボロブドゥール寺院(Candi Borobudur)は、インドネシア・ジャワ島の中部、ジョグジャカルタ近郊に位置する巨大な仏教寺院遺跡です。8世紀末から9世紀初頭にかけてシャイレーンドラ朝によって建設されたと考えられており、カンボジアのアンコール・ワット、ミャンマーのバガン遺跡と並んで世界三大仏教遺跡の一つに数えられます。1991年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。
寺院は火山岩の丘の上に建てられており、平面が一辺約120メートルの正方形の基壇の上に、9層の構造(方形6層+円形3層+頂上の大ストゥーパ)が積み重なる独特の形式を持ちます。全体で2,672枚のレリーフパネルと504体の仏像が配置されており、これらのレリーフはブッダの生涯・ジャータカ物語・宇宙観を描いています。
ボロブドゥールの構造は仏教の宇宙観を体現しており、下から上へと巡礼しながら三つの世界(欲界・色界・無色界)を経て悟りへ至る道を象徴しているとされます。9世紀以降、火山噴火による灰の下に埋もれて長らく忘れられていましたが、19世紀初頭にイギリス統治下でトーマス・スタンフォード・ラッフルズによって再発見され、その後段階的に修復が進められました。
使い方・例文
ジョグジャカルタを訪れた旅行者がボロブドゥールを訪問する際、早朝に登って幻想的な霧の中から姿を現す寺院と周囲の緑の景色を楽しむのが定番の体験とされています。
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