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ベニテングタケとは?

べにてんぐたけ

ベニテングタケとは、鮮やかな赤い傘に白い斑点を持つ毒キノコで、幻覚・神経症状を引き起こすムシモールなどの毒素を含みます。

ベニテングタケ(紅天狗茸、学名:Amanita muscaria)は、テンタケ科テングタケ属に属するキノコで、北半球の温帯から亜寒帯針葉樹林・広葉樹林に広く分布しています。日本各地の山林にも自生しており、秋に見られます。

最大の特徴は、直径5〜20センチメートルほどの鮮やかな赤色(まれに橙色や黄色)の傘に、白い斑点(つぼの破片)が散らばった見た目です。傘の裏のひだは白く、柄は白色で根元が膨らんだツボ(基部)を持ちます。視覚的に非常に目立つため、童話やファンタジー作品における「キノコ」のシンボルとして世界的に広く描かれています。

毒性については以下のとおりです。

  • 主な毒素:ムシモール・イボテン酸(神経系に作用)
  • 中毒症状:嘔吐・下痢・幻覚・興奮・意識障害など
  • 地域によっては死亡例もあるが、致死量は比較的多い

歴史的には、シベリアの一部の民族がシャーマニズムの儀式で意図的に使用した記録もあり、文化人類学的な関心も高いキノコです。類似した外見を持つ無毒のキノコもあるため、素人による採取・食用は厳禁です。

使い方・例文

山でベニテングタケを見かけた場合は、美しい見た目に惑わされず絶対に採取・食用を避けてください。子どもが誤って触れたり口にしたりしないよう、山歩きの際には注意が必要です。

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