ベアキャニスターとは?
べあきゃにすたー
ベアキャニスターとは、クマに食料を奪われないよう食べ物や匂いの出るものを密閉して保管するための頑丈な容器のことです。
ベアキャニスター(Bear Canister)とは、野外でのキャンプや登山中にクマをはじめとする野生動物が食料に近づくのを防ぐために使用する、硬質プラスチック製の密閉容器です。「Bear(クマ)」と「Canister(缶・容器)」を組み合わせた名称で、ベアキャン、フードキャニスターとも呼ばれます。
クマは非常に優れた嗅覚を持ち、数キロメートル先の食料の匂いを感知できるといわれています。テントの中や木に吊り下げた袋だけでは食料を守ることが難しく、クマに食料を荒らされると野営地の安全が脅かされるだけでなく、食料を覚えたクマが人間に近づく習性を身につけてしまう危険があります。
ベアキャニスターはクマの力(歯・爪)でも開けられないように設計されており、米国のイエローストーンやヨセミテなどの国立公園では携行が義務付けられているエリアもあります。日本でも北海道の山岳地帯を中心にヒグマ対策として普及が進んでいます。
使用の際は次の点が重要です。
- 食料・歯磨き粉・日焼け止めなど匂いの出るものをすべて入れる
- テントから少なくとも数十メートル離れた場所に置く
- 鮮やかな色のものを選ぶと紛失しにくい
バックパックに取り付けるホルスターや専用ストラップも市販されており、携行性も向上しています。
使い方・例文
「奥山でのテント泊では、ベアキャニスターに食料を入れてテントから離れた岩陰に置いておく」という場面で使われます。
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