ヘンリク・シェンキェヴィッチとは?
へんりくしぇんきぇゔぃっち
ヘンリク・シェンキェヴィッチは、歴史大河小説『クオ・ヴァディス』などで知られるポーランドの作家で、1905年にノーベル文学賞を受賞しました。
ヘンリク・シェンキェヴィッチ(Henryk Sienkiewicz、1846〜1916)は、ポーランドを代表する小説家・ジャーナリストです。ポーランドがロシア・プロイセン・オーストリアの三国によって分割支配されていた時代に生き、民族の誇りと独立への希望を文学で表現しました。
彼の作品は、歴史的な舞台を借りて民族的アイデンティティを高める壮大な歴史小説が多いのが特徴です。最も有名な作品『クオ・ヴァディス』(1896年)は、ネロ帝治下のローマを舞台に、キリスト教徒の迫害とローマ貴族とキリスト教徒女性との愛を描いた大河ロマンで、世界中でベストセラーとなり、映画化も複数回行われています。
ポーランド国内では「三部作」と呼ばれる歴史小説群――『火と剣で』『大洪水』『パン・ヴォウォヂョフスキ』――が特に愛読されており、17世紀のポーランドの戦いを雄大に描いています。
1905年、「叙事詩的な著作による卓越した功績」を理由にノーベル文学賞を受賞しました。ポーランド語圏以外でも広く翻訳・読まれており、民族文学の枠を超えた世界文学的な評価を確立しています。1916年、スイスで死去しました。
使い方・例文
「世界史の授業でローマ帝国を学ぶ際、シェンキェヴィッチの『クオ・ヴァディス』が参考文献として紹介されることがあります。」
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