ヘルムート・ヤンとは?
へるむーとやん
ヘルムート・ヤンとは、ハイテク素材とダイナミックなフォルムを駆使した超高層ビル・空港建築で知られるドイツ系アメリカ人の建築家です。
ヘルムート・ヤン(Helmut Jahn、1940〜2021年)は、ドイツ・バイエルン州出身の建築家で、アメリカのシカゴを拠点に世界各地のランドマーク建築を手がけました。ミュンヘン工科大学で建築を学んだのち渡米し、C・F・マーフィー・アソシエーツ(のちのマーフィー・ヤン・アーキテクツ)に参加、1981年に代表に就任しました。
ヤンの建築はポストモダンとハイテク・モダニズムの交差点に位置し、以下の特徴で知られます。
- 反射ガラスカーテンウォールの大胆な使用
- 曲面・斜め・螺旋など動的なシルエット
- 自然光を最大限に取り込む大型アトリウム
- 鋼鉄とガラスの工業的素材感の前面化
代表作としては、シカゴのジェームズ・R・トンプソン・センター(1985年、旧ステート・オブ・イリノイ・ビル)の透明な丸天井アトリウム、フランクフルト空港のターミナル2(1994年)、シンガポールのサン・テック・シティ、ベルリンのソニー・センター(2000年)などが挙げられます。ソニー・センターは特に、テント状の大屋根が広場を覆う独創的な設計として知られています。ヤンは2021年にサイクリング中の事故で死去しましたが、その革新的な建築語彙は世界各地に遺産として残っています。
使い方・例文
シカゴやフランクフルト、ベルリンの大型近代建築を解説する記事や、ハイテク建築を特集するメディアでヘルムート・ヤンの名前が登場します。
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