プロットとは?
ぷろっと
プロットとは、小説・映画・脚本などにおける出来事の配置と因果関係の構造のことで、単なる「あらすじ」とは区別される概念です。
プロット(plot)とは、物語における出来事の選択・配置・因果的なつながりの構造を指す文学・映像用語です。単に出来事を時系列に並べた「ストーリー(story)」と区別され、「なぜそうなったのか」という因果関係と、作者が意図的に設計した順序が含まれます。
文学理論家E・M・フォースターは、ストーリーとプロットの違いを次のように説明しました。「王が死に、そして王妃が死んだ」はストーリー、「王が死に、そして悲しみのあまり王妃が死んだ」はプロットです。プロットには因果の論理が備わっています。
創作の現場では、プロットは執筆前に作る構成案・設計図を意味することも多く、以下の要素が含まれます。
- 発端:主人公と状況の紹介、物語の引き金となる出来事
- 展開・対立:葛藤・障害・クライマックスへの道筋
- クライマックス:物語の最大の緊張点
- 結末:問題の解決と余韻
映画や脚本の世界では、三幕構成・英雄の旅(ヒーローズジャーニー)などの型がプロット設計に広く使われます。小説や漫画を書く際の「プロットを立てる」という表現は、ゼロから物語の骨格を構成する作業を意味します。
使い方・例文
「本格的に執筆を始める前に、まずプロットを箇条書きで組んで全体の流れを確認する」というように、創作の構成段階を指す語として小説家や脚本家の間で頻繁に使われます。
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