プレキャスト工法とは?
ぷれきゃすとこうほう
プレキャスト工法とは、工場であらかじめ製造したコンクリート部材を現場に搬入して組み立てる建設工法で、品質の均一化と工期短縮が大きな特長です。
プレキャスト工法(Precast Concrete工法、略称:PC工法)は、「プレ(事前に)」「キャスト(鋳造・成型)」という言葉のとおり、コンクリート部材を工場で事前に製造し、現場では組み立てるだけにする建設方式です。
工場製造のメリットとして、管理された環境での製造により以下の利点が得られます。
- 品質(強度・寸法精度・仕上がり)が均一で安定している
- 養生期間が現場と無関係に進むため工期を短縮できる
- 現場での型枠・仮設作業が大幅に減少する
- 降雨・季節変動などの気象条件に左右されにくい
主な用途は多岐にわたります。マンション・集合住宅の外壁・床版、橋梁の桁、道路の擁壁・側溝・ボックスカルバート、鉄道軌道の枕木、下水道管などさまざまな部材で採用されています。
課題と関連工法として、部材の重量が大きいため大型クレーンが必要で、接合部(継手)の設計・施工管理が構造性能を左右します。現場打ちコンクリートと組み合わせた「ハーフプレキャスト」も広く用いられています。近年は建設現場の人手不足対応として、プレキャスト化の適用範囲が拡大しています。
使い方・例文
高速道路の床版や橋桁を工場で製造し、夜間の短い時間帯に現場へ搬入して据え付けることで交通規制時間を最小化する工事で採用されます。
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