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プルシャンブルーとは?

ぷるしゃんぶるー

18世紀初頭に偶然発見された深い青色の顔料で、絵画や染料に広く使われた歴史があります。

プルシャンブルー(Prussian Blue)は、鉄とシアン化物からなる深い青色の無機顔料です。化学的にはヘキサシアノ鉄(II)酸鉄(III)に相当し、18世紀初頭にドイツプロセン)で偶然発見されたとされています。ヨーロッパで人工的に製造された最初期の合成顔料のひとつとして知られています。

発見のいきさつは、ベルリンの染料商ディースバッハが動物性の不純物を含む原料を使って赤色顔料を作ろうとした際に、予期せず鮮やかな青色が生まれたという逸話が伝わっています。その後、この顔料は「ベルリンブルー」「アイアンブルー」とも呼ばれながら、絵画・染色・印刷などに広く普及しました。

美術史上では、葛飾北斎の「富嶽三十六景」や歌川広重の浮世絵にもプルシャンブルーが使われており、19世紀に日本に輸入されてから浮世絵の青色表現を大きく変えたと言われています。

現代では顔料・塗料としての利用に加え、医療分野でも活用されています。放射性セシウムや非放射性タリウムの体内汚染に対する解毒剤(吸着剤)として承認されており、原子力事故や中毒時の治療薬としての側面も持ちます。

使い方・例文

葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」に描かれた印象的な青色は、プルシャンブルーをはじめとする青色顔料が巧みに使われた結果とされています。

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