プラタナス属とは?
ぷらたなすぞく
プラタナス属とは、スズカケノキ科に属する落葉高木の一群で、街路樹として世界中に広く植えられている樹木です。
プラタナス属(学名:Platanus)は、スズカケノキ科スズカケノキ属に分類される落葉高木の総称です。北アメリカ・ヨーロッパ・アジア南西部などに約10種が分布し、古くから人間の生活圏に根ざした樹木として知られています。
最大の特徴は、淡褐色や灰白色に剥がれる斑模様の樹皮と、手のひらを広げたような大きな葉(掌状葉)です。成木は幹の太さが1メートルを超えることもあり、樹高は20〜30メートルに達します。秋には丸いボール状の実(球果)が垂れ下がるように実り、冬も枝先に残ることが多いため、冬の街路でも見分けやすい樹木です。
代表的な種類には以下があります。
- モミジバスズカケノキ(プラタナス):ヨーロッパと北米の種の交雑種で、街路樹として最も広く利用される
- スズカケノキ(オリエンタルプラタナス):地中海〜西アジア原産で古代から親しまれた種
- アメリカスズカケノキ:北アメリカ東部原産で湿地を好む
旺盛な成長力と大きな葉による日陰の提供、大気汚染への耐性から、明治時代以降日本の都市でも街路樹として積極的に植栽されました。ただし花粉や綿毛がアレルギーを引き起こす場合があるとして、近年は植栽が見直される地域もあります。
使い方・例文
「並木道にそびえるプラタナス属の木が、夏には大きな葉で強い日差しを遮り、歩行者に心地よい木陰を提供している。」
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