ブロイラーとは?
ぶろいらー
ブロイラーとは、食肉用として短期間で効率よく育てられた肉用鶏のことで、現代の鶏肉生産の主流を担います。
ブロイラー(broiler)とは、食用肉として出荷することを目的に品種改良・飼育方法が最適化された肉用鶏の総称です。英語の「broil(直火焼きにする)」が語源とされており、焼き鳥や唐揚げなど日常的に食べられる鶏肉のほとんどがブロイラー由来です。
ブロイラーの最大の特徴はその成長速度にあります。現代のブロイラー専用品種は、ふ化後わずか約35〜50日で出荷体重(約2〜3kg)に達します。これは数十年にわたる品種改良と、飼料・環境管理の高度化によって実現されたものです。主な飼育の特徴は以下のとおりです。
- 高タンパク・高エネルギーの配合飼料による集中飼育
- 温度・換気・光管理が行き届いた閉鎖型鶏舎(ウィンドウレス鶏舎)での飼育
- 胸肉比率が高く、赤身が多い体型への品種改良
- 大規模な一貫生産体制(インテグレーション)による効率化
日本では鶏肉消費量の約9割をブロイラーが占めており、年間約7億羽以上が生産されています。一方、急速な成長に伴う健康上の問題(足の障害など)や飼育密度の高さに関する動物福祉の観点からの議論も増えており、よりゆっくり育てるスローブロイラーや放し飼い鶏への関心も高まっています。
使い方・例文
スーパーで販売されている「若鶏のもも肉」や「鶏むね肉」のほとんどは、約6週間で育てたブロイラーであり、日常の食卓に欠かせない食材となっています。
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