本文へスキップ

ブルギバとは?

ぶるぎば

ブルギバは、チュニジアフランスから独立に導いた「チュニジアの父」と称される政治家で、独立後30年以上にわたって国家を指導しました。

ハビーブ・ブルギバ(Habib Bourguiba、1903〜2000年)は、チュニジア政治家であり、同国をフランスの保護領から独立させた指導者として「チュニジアの父」と呼ばれています。独立後は初代大統領として1957年から1987年まで長期政権を維持しました。

ブルギバは若い頃にフランスで法律を学び、帰国後はチュニジア独立運動の先頭に立ちました。ネオ・デストゥール党(後のデストゥール社会党)を率いて対仏交渉を続け、1956年にチュニジアは独立を達成しました。翌1957年には王政が廃止されて共和国が成立し、ブルギバが初代大統領に就任しました。

内政面では、世俗主義路線を徹底しました。イスラム法に基づく旧来の慣行を改め、女性に選挙権や離婚の権利を認めるなど、アラブ世界の中では先進的な近代化政策を採用しました。教育の無償化と女性の社会参加促進にも力を入れ、「アラブ世界のフェミニスト大統領」とも評されます。

一方で政治的な反対勢力には厳しい姿勢をとり、長期独裁との批判も受けました。1975年には終身大統領に指名されましたが、1987年に健康上の理由などを口実としたクーデターによって失脚しました。彼の遺産はチュニジアの世俗的民主主義の礎として今も評価されています。

使い方・例文

「ブルギバはチュニジア独立の父として、アラブ世界でも例を見ない近代的な世俗国家建設を推進した」という文脈で言及されます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語