フリードリヒ・グルダとは?
ふりーどりひぐるだ
フリードリヒ・グルダとは、オーストリアのピアニストで、クラシックの正統派でありながらジャズも愛し、型破りな活動スタイルで20世紀音楽界に独自の足跡を残した人物です。
フリードリヒ・グルダ(Friedrich Gulda)は、1930年にオーストリアのウィーンで生まれ、2000年に逝去したピアニストです。ウィーン音楽院でホルホフスキーらに師事し、若くして国際コンクールで優勝を飾った正統派のクラシック奏者としてキャリアをスタートしました。
ベートーヴェンとモーツァルトのソナタ・協奏曲では権威ある演奏として高く評価される一方、1950年代からジャズに深く傾倒し、両分野を自在に行き来する唯一無二のスタイルを確立しました。自作のジャズ曲やポップスに取り組む姿は保守的なクラシック界から批判を受けることもありましたが、グルダ自身はジャンルの垣根を超えた音楽の自由を追い求め続けました。
グルダの主な業績と個性は以下のとおりです。
- ベートーヴェンのピアノソナタ全曲録音が高い評価を受けた
- ジャズピアニストとしても一流の実力を持ち、自らジャズアルバムを制作
- 奇抜なパフォーマンスや発言で「反骨の天才」と称された
- チェロ協奏曲など自作の作曲にも意欲的に取り組んだ
その音楽哲学は「音楽は生きている」という信念に基づき、型にはまらない探求心は後の世代のピアニストにも大きな影響を与えています。
使い方・例文
グルダの演奏はクラシックのコンサートホールでもジャズクラブでも聴けたほど多才で、音楽のジャンル分けを問い直す議論の場でしばしば引き合いに出されます。
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