フライバイワイヤとは?
ふらいばいわいや
フライバイワイヤとは、パイロットの操縦入力を電気信号に変換してコンピュータ経由で機体を制御する航空機の操縦システムです。
フライバイワイヤ(Fly-by-wire、略称FBW)は、航空機の操縦システムにおいて、パイロットが操縦桿やペダルを操作した際の入力を電気信号に変換し、コンピュータを介して油圧アクチュエーターなどを動かして舵面を制御する技術です。従来の機械的なケーブルや油圧リンクによる直接制御に代わるものとして発展しました。
フライバイワイヤの主な特徴と利点は以下のとおりです。
- 軽量化・設計の自由度向上:重い機械リンクを電気配線に置き換えられる
- 飛行包囲線の保護:コンピュータが過度な操縦入力を自動的に制限し、失速や構造破壊を防ぐ
- 冗長性の確保:複数の独立した電気系統を持ち、故障時のフェールセーフを実現
- 安定性の向上:不安定な機体形状でも自動制御で安定飛行できる
フライバイワイヤは1960〜70年代にF-16戦闘機などの軍用機に先行導入され、その後エアバスA320(1988年就航)など民間旅客機にも広く採用されました。現在の大型旅客機や戦闘機のほぼすべてがこの技術を採用しており、現代航空技術の根幹を支えています。
使い方・例文
「エアバスA320にはフライバイワイヤが採用されており、パイロットが急激な操作をしてもコンピュータが安全範囲内に収まるよう自動的に補正する。」
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