フォーリー(擬音効果)とは?
ふぉーりー
フォーリーとは、映画やドラマの音響制作で、足音・衣擦れ・物の動作音などを専用スタジオで実演収録する擬音効果製作の技術・職業です。
フォーリー(Foley)とは、映画・テレビドラマ・アニメなどの音響ポストプロダクション工程で、撮影現場では収録できなかった日常的な生活音や物音を専用スタジオで作り直して録音する技術およびその作業者(フォーリー・アーティスト)を指します。名称は、この技法を確立したハリウッドの音響効果師ジャック・フォーリー(Jack Foley)に由来します。
フォーリーで作られる音には主に次のカテゴリがあります。
- フットステップス(足音):俳優の歩き方・走り方・床材に合わせた靴音を再現する。
- クロース・ムーブメント(衣擦れ):衣服や布が動く際のこすれ音。
- スペシフィック・サウンド(特定効果音):ドアノブ・鍵・武器・小道具の操作音など。
フォーリー・スタジオには複数の床材(木材・石・砂利・コンクリートなど)が敷設されており、アーティストはモニター画面の映像に合わせてリアルタイムで演技しながら音を作ります。本物と全く異なる素材で意外な音を作ることも多く(例:セロファンでの炎の音)、高い創造性と観察眼が求められます。
フォーリーは映画の没入感を高める上で欠かせない要素であり、著名な音響作品の裏には必ずフォーリー・チームの細かな仕事があります。
使い方・例文
アクション映画で俳優がコンクリートの床を走るシーンの足音は、フォーリー・アーティストがスタジオの石床を歩きながら映像に合わせて収録した音声が使われています。
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