フォリーアーティストとは?
ふぉりーあーてぃすと
映画や映像作品において、足音・衣擦れ・物音など登場人物の動きに合わせた効果音を実際に録音・制作する専門家です。
フォリーアーティスト(foley artist)とは、映画・ドラマ・アニメ・ゲームなどの映像作品において、後から効果音を収録・制作する専門職のことです。映像に合わせて足音・衣擦れ・物を触る音・雨音など、俳優の動きに連動したリアルな環境音を再現します。
フォリーの語源は、アメリカの音響効果の先駆者ジャック・フォリー(Jack Foley、1891〜1967)の名前に由来します。彼はユニバーサル・ピクチャーズでトーキー映画の黎明期から活躍し、映像に合わせてリアルタイムで音を録音する手法を確立しました。
フォリーアーティストが制作する音は大きく3種類に分類されます。
- フットステップ:歩き方・靴の種類・床面の素材に合わせた足音
- ムーブメント:衣擦れ・鍵束の音など人の動きに伴う音
- スペシフィック:特定のシーンに必要な小道具や環境の音
フォリースタジオには様々な床面(木・石・砂利・金属など)や小道具が用意されており、アーティストはスクリーンを見ながら映像のタイミングに合わせて音を演じます。CGやデジタル合成が進んだ現代でも、リアルな生音の質感はデジタル音源では代替しにくく、フォリーアーティストの技術は映像作品の没入感を高める重要な役割を担っています。
使い方・例文
ホラー映画で主人公が廊下を歩く場面、実際の撮影現場では静かだったとしても、フォリーアーティストが後からきしむ床の音や衣擦れを加えることで緊張感が生まれます。
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