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フォウヒとは?

ふぉうひ

中国神話における最古の帝王・文明神のひとりで、人類に漁・狩猟・文字の原型などを授けたとされる神聖な存在です。

フォウヒ(伏羲・ふっき)は、中国神話・古代伝承に登場する三皇のひとりに数えられる神聖な王(神)です。「伏羲氏」「包犠」とも表記され、人類の文明的な生活の基礎を築いた文化英雄として崇められています。

外見は人面蛇身(あるいは人面竜身)と伝えられ、女媧(じょか)と兄妹あるいは夫婦の関係にあるとされます。女媧が人類を創造した神とされるのに対し、フォウヒは人類の生活に必要な技術・知識をもたらした文明の祖として位置づけられています。

フォウヒが人類に授けたとされる事柄には以下のものが含まれます。

  • 網や罠を用いた漁法・狩猟の技術
  • 八卦(はっけ)の創製:陰陽を表す記号体系で、易(えき)の原型とされる
  • 音楽の制定(琴・瑟などの楽器の発明)
  • 婚姻制度の確立

特に八卦の創製はフォウヒ伝説の中核であり、黄河に現れた龍馬の背の紋様(河図)から着想を得て卦を描いたという神話が伝わっています。この八卦は後に「易経」の思想的基盤となり、中国哲学・占術・風水など幅広い分野に影響を与えました。古代中国における知的・文化的秩序の源泉として、フォウヒは今日も道教・儒教的文脈で言及されています。

使い方・例文

中国の古典「易経」を紐解くと、八卦の起源としてフォウヒの名が登場します。また道教の廟(びょう)や歴史文化施設では、人面蛇身のフォウヒと女媧が並ぶ図像が描かれた壁画や彫刻を見ることができます。

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