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女媧とは?

じょか

女媧とは、中国神話に登場する女性の神で、人類を創造し天を修復したとされる創世神・母神です。

女媧(じょか、Nǚwā)は、中国神話・古代中国の宗教的世界観における最重要の女神のひとりで、しばしば「人祖(人類の祖)」「造化の神」として語られます。上半身が人間の女性、下半身が蛇(または龍)という半人半蛇の姿で描かれることが多く、その造形は古代中国の蛇信仰や大地母神の観念を反映しています。

女媧にまつわる主要な神話は大きく二つに分けられます。

  • 人類創造:黄土(泥)をこねて人間を作り、世界に生命をもたらしたとされる。最初は丁寧に一体ずつ作ったが、数が足りないため縄を泥に浸して振り回し、飛び散った泥粒が庶民になったとも伝えられる。
  • 天の修復(補天):水神・共工と火神・祝融が争った際に天の柱が折れ、天に穴が開いて洪水・炎・怪獣が地上を席巻した。女媧は五色の石を溶かして天を補修し、巨大な亀の足を切って四柱とし、葦の灰で洪水を食い止めて世界を救ったとされる。

また、伏羲(ふっき)とともに描かれる図像も多く、夫婦神・兄妹神として宇宙の秩序を象徴する存在とも解釈されます。女媧は中国文化史における「創造と修復」の象徴として、文学・絵画・工芸から現代のポップカルチャーに至るまで幅広く参照される神話的存在です。

使い方・例文

「女媧が天を修復した神話は、中国古代の自然観と人間の知恵を物語る」というように、中国神話・東洋文化の解説や比較神話学の文脈で登場します。

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