フェノールフタレインとは?
ふぇのーるふたれいん
フェノールフタレインは酸性・中性では無色、アルカリ性では赤紫色に変わる指示薬で、中学や高校の化学実験でよく使われます。
フェノールフタレインは、溶液のpH(水素イオン指数)を色の変化によって示す酸塩基指示薬のひとつです。化学式は C₂₀H₁₄O₄ で、有機化合物に分類されます。
その最大の特徴は変色域にあります。pH約8.2以下の酸性・中性領域では無色透明ですが、pH約10.0以上のアルカリ性領域では鮮やかな赤紫色(ピンク色)を呈します。この劇的な色変化が、中和反応の終点を判断するうえで非常に使いやすい性質となっています。なお、強アルカリ(pH約12以上)では再び無色になる場合もあります。
実験での用途は幅広く、中和滴定において「塩基が過剰になった瞬間」を色で知らせる終点指示薬として頻繁に用いられます。また、石鹸水や石灰水などのアルカリ性を確認する簡便な試験にも活用されます。理科の実験室では手軽さと視認性の高さから定番の試薬として定着しており、中学・高校の教育現場でも広く使われています。適切な濃度のエタノール溶液として調製して使用するのが一般的です。
使い方・例文
水酸化ナトリウム水溶液にフェノールフタレインを数滴加えると、溶液が赤紫色に変わってアルカリ性であることが確認できた。
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