フェイルオーバーとは?
ふぇいるおーばー
フェイルオーバーとは、稼働中のシステムに障害が発生した際に、自動的にバックアップシステムへ処理を切り替え、サービスの継続を保つ仕組みです。
フェイルオーバー(Failover)とは、主系(プライマリ)のサーバーやシステムに障害が発生した際、あらかじめ用意した副系(スタンバイ・セカンダリ)へ自動的に処理を引き継ぎ、サービスの停止時間を最小化する高可用性(HA)の仕組みです。
フェイルオーバーが機能する流れは次のとおりです。
- 監視:ハートビート信号やヘルスチェックによってプライマリの稼働状態を常時監視します。
- 障害検知:一定時間応答がなければ障害と判断します(誤検知を防ぐための閾値設定が重要です)。
- 切り替え:仮想IP(VIP)の付け替えやDNSレコードの変更などにより、スタンバイがプライマリとして動作を引き継ぎます。
- 通知と復旧:管理者に通知し、旧プライマリの復旧作業を進めます。
フェイルオーバーは「自動」で行われるものと、人手による「フェイルオーバー操作」を指す場合があります。障害後に元のプライマリへ処理を戻す操作は「フォールバック」と呼ばれます。
データベース分野ではMySQL Group ReplicationやPostgreSQLのPatroniなどが代表的なフェイルオーバーソリューションです。クラウドではAWSのRDS Multi-AZやAzure SQL Database等が自動フェイルオーバーを提供しています。RPO(目標復旧時点)やRTO(目標復旧時間)の要件に合わせた設計が求められます。
使い方・例文
データベースのプライマリノードがハードウェア障害で停止した際、フェイルオーバーによりスタンバイノードが数秒〜数十秒以内に自動的に引き継ぎ、アプリケーションへの影響を最小限に抑えます。
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