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フィリップ・ジョンソンとは?

ふぃりっぷ・じょんそん

フィリップ・ジョンソンは、モダニズムからポストモダニズムへと自在に転身したアメリカの建築家で、ガラスの家や AT&T ビルで知られます。

フィリップ・ジョンソン(Philip Johnson、1906〜2005年)は、20世紀アメリカ建築界を代表する建築家批評家・キュレーターです。オハイオクリブランド生まれで、ハーバード大学卒業後に建築を学び直し、長年にわたって多彩な活動を展開しました。

建築家としてのデビュー作は、1949年に自邸として完成させたガラスの家(グラス・ハウス)です。ミース・ファン・デル・ローエのファンズワース邸に着想を得た透明なガラス箱の住宅で、コネチカット州ニュー・カナーンに建てられ、現在は国定歴史建造物として一般公開されています。

ジョンソンはニューヨーク近代美術館(MoMA)で建築・デザイン部門の初代キュレーターとしても活躍し、1932年に開催した「インターナショナル・スタイル展」でモダニズム建築をアメリカに紹介する役割を果たしました。

しかしその後、ポストモダニズムへと大胆に転換し、1984年に完成したAT&Tビル(現550マディソン)では頂部にチッペンデール様式を連想させる装飾を採用して話題を呼びました。1979年にはプリツカー賞の第1回受賞者となっています。晩年はデコンストラクティビズムにも関与するなど、常に時代の最前線に立ち続けた人物として建築史に刻まれています。

使い方・例文

建築学の授業や20世紀建築史の解説で、「フィリップ・ジョンソンはモダニズムの伝道師からポストモダニズムの旗手へと転身した、稀有なカメレオン的建築家だ」のように紹介されます。

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