ピーター・ピアーズとは?
ぴーたーぴあーず
ピーター・ピアーズは、20世紀イギリスを代表するテノール歌手で、作曲家ベンジャミン・ブリテンの生涯のパートナーとしても知られます。
ピーター・ピアーズ(Peter Pears、1910〜1986年)は、イギリス出身のテノール歌手で、20世紀のオペラ・歌曲界に大きな足跡を残した人物です。
ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックで学んだ後、演奏活動を開始。1934年頃に作曲家ベンジャミン・ブリテンと出会い、以後40年以上にわたって芸術的・個人的なパートナーシップを築きました。ブリテンはピアーズの声質と表現力を深く理解し、多くの作品を彼のために書き下ろしました。
代表的な役割として特に有名なのは、ブリテン作曲のオペラ『ピーター・グライムズ』の初演(1945年)における主役です。この作品の成功はイギリスのオペラ復興の象徴とも評され、ピアーズの名は世界的に広まりました。その後も『ビリー・バッド』『ねじの回転』など多くのブリテン作品の初演を担い、作曲家の意図を最も深く体現した歌手とされています。
また、歌曲(リート)の歌い手としても高く評価され、シューベルトやシューマン、イギリス民謡の解釈に定評がありました。1976年にナイトの称号を授与されています。ブリテンとともに設立したオルドバラ音楽祭は今日も続く重要な音楽イベントです。
使い方・例文
クラシック音楽の演奏史を語る文脈や、ベンジャミン・ブリテンの作品解説の中でピーター・ピアーズの名前が登場します。
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