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ピンダロスとは?

ぴんだろす

ピンダロスとは、古代ギリシア抒情詩人で、オリンピアをはじめとする四大競技祭での勝者を称えた「エピニキア(勝利の歌)」で名声を博した人物です。

ピンダロス(Pindaros、紀元前518年頃〜紀元前438年頃)は、古代ギリシアのボイオティア地方テバイ近郊に生まれた抒情詩人です。古代における「最も偉大な抒情詩人」のひとりとして古くから称えられ、特に競技祭の勝者を讃える「エピニキア(凱歌)」が現代にまとまった形で伝わっています。

エピニキアは、オリンピア祭・ピュティア祭・イストミア祭・ネメア祭という古代ギリシアの四大競技祭での勝者に捧げられた祝賀の詩です。ピンダロスの現存するエピニキアは四つの競技祭ごとにまとめられており、合計45篇余りが知られています。これらの詩は単なる勝者賛美にとどまらず、神話・格言・宗教的省察を織り交ぜた複雑な構造を持ちます。

詩のスタイルは「高遠・難解」と評されることが多く、比喩・倒置・神話的挿話を大胆に組み合わせる独特の語法を持ちます。ホラティウスら後世のローマ詩人もピンダロスを崇敬し、ピンダロス風の高揚した詩風は「ピンダロス的(Pindaric)」と呼ばれる形容として西洋文学史に定着しました。

ピンダロスの作品は、古代ギリシアの競技文化・宗教観・貴族的価値観を伝える一次資料としても重要な位置を占めています。

使い方・例文

古代ギリシア文学の授業やオリンピックの歴史を扱う書籍では、競技祭の勝者賛歌を作った詩人としてピンダロスの名が取り上げられます。

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