ピナカとは?
ぴなか
ピナカとは、インド神話においてシヴァ神が持つ弓の名前で、叙事詩『ラーマーヤナ』でも重要な役割を果たす神聖な武器です。
ピナカ(Pinaka、ピーナカとも)は、ヒンドゥー教の神話・叙事詩に登場する神弓の名称です。主にシヴァ神(ルドラ)が持つ弓として語られ、計り知れない力を持つ神聖な武器とされています。
ピナカが最もよく知られるのは、叙事詩『ラーマーヤナ』における場面です。ミティラーの王ジャナカは娘シーターの婿選びにあたり、このシヴァの弓を引けた者と結婚させると宣言しました。英雄ラーマはこのピナカを易々と引き絞り、さらには折ってしまったとも伝えられ、シーターとの結婚が決まるという重要なエピソードに登場します。
ピナカはインド神話の文脈で次のような象徴的意味を持ちます。
- 神の力・権威の具現化
- 英雄の資質を試す試練の道具
- 破壊と再生を司るシヴァ神との結びつき
なお、現代インドでは「ピナカ」はインド国産の多連装ロケット砲システムの名称にも採用されており、神話上の力強い弓のイメージにちなんでいます。インド文化・宗教・兵器の分野でこの名称が登場します。
使い方・例文
ヒンドゥー神話の解説書や『ラーマーヤナ』の文脈で「ラーマはシヴァ神のピナカを引いた」という形で登場します。
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