本文へスキップ

ピエール・ルイジ・ネルヴィとは?

ぴえーるるいじねるう゛ぃ

エール・ルイジ・ネルヴィはイタリアの構造エンジニア・建築家で、鉄筋コンクリートの革新的な構造技術によって20世紀建築史に大きな足跡を残した人物です。

エール・ルイジ・ネルヴィ(Pier Luigi Nervi、1891〜1979年)は、イタリア出身の構造エンジニアおよび建築家です。鉄筋コンクリートの可能性を極限まで追求し、構造の合理性と美的な造形を高い次元で融合させた作品群によって、20世紀建築の巨匠のひとりと称されます。

ネルヴィの最大特徴は、構造そのものが装飾となるような設計思想にあります。荷重の流れを視覚化するかのような格子状のリブ構造や波打つシェル構造は、工学的合理性と視覚的美しさを同時に実現するものでした。また、独自に開発した「フェロセメント」(薄い鉄網にモルタルを塗り重ねた工法)により、複雑な曲面を軽量かつ経済的に施工する技術を確立しました。

代表的な作品には、

  • フィレンツェのコムナーレ競技場(1932年)
  • ローマのパラッツェット・デッロ・スポルト(1957年)
  • ローマのパラッツォ・デッロ・スポルト(1960年、オリンピック向け)
  • ユネスコ本部(パリ、1958年)—マルセル・ブロイヤーらとの共同設計
などがあります。

彼の仕事は建築と土木工学の境界を超えたものであり、構造美学という分野の先駆的存在として今も高く評価されています。

使い方・例文

「ネルヴィが設計したドーム屋根は、細いリブが放射状に広がる構造が視覚的にも美しく、建築と工学の融合の手本として建築学の授業でしばしば取り上げられる」というように言及されます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語