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ビクトル・シェストレムとは?

びくとるしぇすとれむ

ビクトル・シェストレムとは、スウェーデン映画の草創期を支えた映画監督・俳優で、映画史に名を残す先駆者です。

ビクトル・シェストレム(Victor Sjöström、1879〜1960年)は、スウェーデン出身の映画監督俳優で、無声映画時代の映画芸術を高度な水準に引き上げた先駆者のひとりです。スウェーデン語ではショーストレムと表記されることもあります。

1910年代から1920年代にかけて、シェストレムはスウェーデン映画の黄金時代を牽引しました。自然の風景を映像の中に詩的に取り込む独自の手法で、心理描写と視覚表現を融合させた作品は国際的に高い評価を受けました。代表作「霊魂の不滅」(1921年)では二重露出などの技法を駆使して幻想的な映像世界を作り上げ、当時の映画技術の限界を押し広げました。

その評判を聞いたハリウッドに招かれ、1920年代にアメリカでも活動。リリアン・ギッシュ主演の「風」(1928年)はアメリカ時代の傑作として知られ、無声映画の頂点のひとつに数えられます。

晩年は主に俳優として活動し、イングマール・ベルイマン監督の「野いちご」(1957年)で主演を務めたことで世界的に再評価されました。老教授の内省の旅を演じたこの作品での演技は、映画史上の名演として今も語り継がれています。スカンジナビア映画の礎を築いた存在として、映画史における重要性は疑いようがありません。

使い方・例文

映画史の授業や無声映画・スウェーデン映画の特集で必ず名前が挙がります。ベルイマン映画のファンにとっては「野いちご」の主演として親しみ深い存在です。

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