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ビオフィリック・デザインとは?

びおふぃりっく・でざいん

ビオフィリック・デザインとは、人間が自然と結びつこうとする本能的欲求(バイオフィリア)を建築・インテリアに活かし、自然要素を空間に取り込む設計手法です。

ビオフィリック・デザイン(biophilic design)は、生物学エドワード・O・ウィルソンが提唱した「バイオフィリア仮説」(人間は遺伝的に自然に引き寄せられる)を建築・デザインに応用した概念です。建物や室内空間に自然の要素を意図的に統合することで、人々の心身の健康・生産性・幸福感を高めることを目指します。

ビオフィリック・デザインが取り入れる要素は大きく以下のカテゴリーに分類されます。

  • 自然の直接導入:植物・緑化壁・水景・自然光・自然換気
  • 自然のアナロジー:木目・石目・フラクタル模様など自然を模した素材や形状
  • 空間体験:眺望と隠れ場のバランス、見通しの良い開放感と包まれる安心感の共存

研究によれば、ビオフィリック・デザインを採用したオフィスでは従業員の集中力向上・ストレス軽減が確認され、病院では患者の回復が早まるという報告もあります。都市部への人口集中が進む現代において、コンクリートやガラスに囲まれた環境の中に自然との接点を取り戻す手段として注目が高まっています。WELL建築基準やLEED認証でもビオフィリックな要素が評価項目として盛り込まれています。

使い方・例文

オフィスの壁一面を植物で覆った「グリーンウォール」や、天井から自然光を取り込むトップライト窓の設計は、ビオフィリック・デザインの代表的な事例です。

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