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ヒンデンブルクとは?

ひんでんぶるく

パウル・フォン・ヒンデンブルクは、第一次世界大戦ドイツ英雄的将軍で、後にヴァイマル共和国の大統領としてヒトラーを首相に任命したことでも知られています。

パウル・フォン・ヒンデンブルク(Paul von Hindenburg)は、1847年にプロセン王国のポゼン(現ポーランド・ポズナン)で生まれたドイツの軍人・政治家です。プロイセン陸軍に入り、普墺戦争・普仏戦争を経験。長年の軍歴を経て退役しましたが、第一次世界大戦勃発とともに呼び戻されました。

1914年のタンネンベルクの戦いでロシア軍を大敗させ、「タンネンベルクの英雄」として国民的英雄となりました。1916年には参謀総長に就任し、実質的にドイツ軍最高指揮者として大戦を指揮しましたが、1918年にドイツは敗戦。休戦交渉はヒンデンブルクの名で行われました。

敗戦後のヴァイマル共和国において、ヒンデンブルクは1925年の大統領選挙で当選し、1932年の選挙でも再選されました。老齢ながら強い人気を誇りましたが、政治的には保守的な権威主義的人物でもありました。

そして歴史上の重大な岐路となったのが1933年1月のヒトラーの首相任命です。ヒンデンブルクはナチ党の台頭に当初抵抗していたものの、側近や政界圧力に押される形でアドルフ・ヒトラーを首相に任命。これがナチス独裁政権誕生の決定的な契機となりました。ヒンデンブルクは1934年に死去し、ヒトラーが大統領職も兼任してドイツの独裁者となりました。

使い方・例文

近現代史の授業や書籍でヒトラー政権誕生の経緯を説明する際に「ヒンデンブルク大統領がヒトラーを首相に任命した」として必ず登場します。

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