ヒューゴ・チャベスとは?
ひゅーごちゃべす
ヒューゴ・チャベスは、ベネズエラの政治家・軍人で、1999年から2013年の死去まで大統領を務め、石油収入を活用した社会主義的改革を断行した指導者です。
ヒューゴ・チャベス(Hugo Chávez、1954〜2013年)は、ベネズエラの軍人・政治家で、「ボリバル革命」を掲げて1999年から2013年まで大統領を務めました。カリスマ的な演説家として知られ、ラテンアメリカの左派政治に大きな影響を与えた人物です。
チャベスは軍人出身で、1992年にクーデターを試みて失敗・投獄されましたが、釈放後に政治に転じ、1998年の大統領選挙で当選しました。就任後は新憲法を制定し(1999年)、国名を「ベネズエラ・ボリバル共和国」と改めました。
チャベス政権の特徴的な政策は以下の通りです。
- 国営石油会社PDVSAの統制強化と石油収入の社会還元
- 医療・教育・住宅などの無償または低額サービス拡充(ミシオネス政策)
- 土地改革と貧困層への再分配政策
- 反米主義・反帝国主義を掲げた外交政策
チャベスはキューバのカストロと緊密な関係を保ち、ラテンアメリカ諸国との左派連帯を呼びかけました。国際石油価格の高騰期には豊富な資金を背景に社会政策が進みましたが、その一方で経済的な依存体質や言論の自由への制限なども批判されました。
2013年3月、がんにより在任中に死去しました。後継にはニコラス・マドゥロが就任しています。
使い方・例文
国際政治や南米の歴史を学ぶ授業では、チャベスは「ボリバル主義」や「21世紀社会主義」の実践例として登場します。石油依存型経済の成功と失敗を論じる際にも必ず言及される人物です。
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