パーシー・ビッシュ・シェリーとは?
ぱーしーびっしゅしぇりー
パーシー・ビッシュ・シェリーはイギリス・ロマン主義の詩人で、自由・革命・愛を謳いながら急進的な思想と美しい抒情詩を残しました。
パーシー・ビッシュ・シェリー(1792〜1822年)は、バイロンやキーツとともにイギリス第二世代ロマン主義詩人の一人として位置づけられます。サセックスの裕福な貴族の家に生まれながら、オックスフォード大学を無神論の主張を理由に退学させられるなど、生涯にわたって体制に反抗する姿勢を貫きました。
詩作においては抒情詩から思想詩まで幅広い作品を遺しており、代表作として次のものが挙げられます。
- 『西風に寄せるオード(Ode to the West Wind)』——自然の力に革命的変化を重ねた力強い抒情詩
- 『オジマンディアス(Ozymandias)』——権力の無常と傲慢さを描いた14行詩
- 『プロメテウス解放(Prometheus Unbound)』——専制への抵抗と人類の解放を讃えた詩劇
シェリーの思想は急進的な政治観と結びついており、アイルランドの独立運動への支持や、無神論・自由恋愛の公言などが社会的な論争を招きました。妻のメアリー・シェリーは『フランケンシュタイン』の作者として知られます。
1822年に地中海で嵐に遭い、29歳という若さで溺死しました。しかし、その詩は生命力と革命精神に満ち溢れており、以後の詩人や社会思想家に多大な影響を与え続けています。
使い方・例文
世界文学の授業やロマン主義の解説書で、シェリーの「オジマンディアス」は人間の権力の儚さを描いた詩の代表例として引用されます。
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