パンパとは?
ぱんぱ
パンパとは、南アメリカのラプラタ川流域に広がる広大な温帯草原地帯で、世界有数の農牧業地帯として知られています。
パンパ(Pampa)は、アルゼンチン中部からウルグアイ・ブラジル南部にかけて広がる広大な草原地帯です。スペイン語で「平原」を意味するケチュア語に由来し、面積は約76万平方キロメートルにおよびます。
地形的には起伏が少なく、肥沃な黒土(パンペアノ土)が広がっています。気候は温暖で、東部は比較的降水量が多く湿潤パンパ、西部は乾燥したパンパに分けられます。もともとは背の高いイネ科の草が茂る草原でしたが、現在はほぼ全域が農地や牧草地に転換されています。
パンパの主な特徴と産業は以下のとおりです。
- 牧畜業:牛・羊の放牧が盛んで、アルゼンチンはビーフの主要輸出国
- 農業:小麦・大豆・トウモロコシの大規模生産地
- ガウチョ:パンパを舞台に活躍した伝統的な牛追い職人の文化
- 都市:首都ブエノスアイレスもパンパ東端に位置する
パンパの農牧業はアルゼンチン経済の根幹を支えており、「世界の穀倉」とも呼ばれます。気候変動による降水パターンの変化や大豆モノカルチャー化による土壌劣化も現代的な課題となっています。
使い方・例文
地理の授業でパンパが取り上げられるのは、南アメリカの農業地帯を学ぶ文脈です。アルゼンチン産牛肉や大豆の産地を説明するときにも登場します。
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