パット・ゲルシンガーとは?
ぱっとげるしんがー
パット・ゲルシンガーは、Intelの元CEO(2021〜2024年)であり、半導体産業の復権を目指す「IDMファビュレス戦略」を主導したことで知られる技術者・経営者です。
パット・ゲルシンガー(Pat Gelsinger、1961年〜)は、アメリカのペンシルベニア州出身のエンジニア・経営者で、半導体業界を代表するリーダーの一人です。スタンフォード大学で電気工学の修士号を取得し、早くからIntelのチーフアーキテクトとして80486プロセッサなどの開発に携わりました。
Intelを一度離れた後、VMwareのCEOとして2012〜2021年に企業価値を大幅に拡大させるなど経営手腕を発揮。2021年にIntelのCEOに復帰し、Intelが長年苦境に立たされていた製造プロセスの遅れや競争力低下という課題に正面から向き合いました。
ゲルシンガーが掲げた主な戦略は次のとおりです。
- IDM 2.0:設計と製造の両方を持つIntelの強みを再構築しながら、外部顧客向けファウンドリ事業(Intel Foundry Services)も展開
- 米国・欧州への巨額の半導体工場(ファブ)投資
- プロセス技術ロードマップの刷新(Intel 20A、Intel 18Aなど)
ただし、製造コストや市場環境の変化など課題も多く、2024年末に退任が発表されました。半導体の地政学的重要性が高まるなか、米国の製造業復興を象徴する人物として広く論じられています。
使い方・例文
「ゲルシンガー氏がIntelのファウンドリ戦略を発表した」という業界ニュースで名前が挙がることが多い人物です。
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