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バリー・マーシャルとは?

ばりーまーしゃる

リー・マーシャルとは、胃潰瘍の主因がピロリ菌であることを証明してノーベル生理学・医学賞を受賞したオーストラリアの医師です。

リー・マーシャル(1951年〜)は、オーストラリア出身の内科医・微生物学者で、ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)が胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍の主要な原因であることを発見した人物です。共同研究者のロビン・ウォレンとともに2005年にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

マーシャルとウォレンが研究を発表した1980年代当時、胃潰瘍はストレスや胃酸過多が主因と考えられており、細菌が強酸性の胃内で生存できるとは信じられていませんでした。学術界からの激しい懐疑を受けたマーシャルは、ピロリ菌を自ら飲み込むという大胆な自己実験を行い、胃炎が発症することを証明しました。その後、抗生物質による除菌治療が胃潰瘍を根治できることも示しました。

この発見がもたらした影響は非常に大きく、それまで「難治性・再発性」と考えられていた胃潰瘍が抗生物質で完治できる感染症であることが明らかになりました。また、ピロリ菌と胃がんの関連も明らかになり、胃がんの予防・早期対策にも貢献しています。マーシャルの研究は「常識を覆した科学的発見」の代表例として医学史に刻まれています。

使い方・例文

ピロリ菌除菌治療の歴史や、医学的常識を覆した科学的発見の事例として、バリー・マーシャルの名前が医学・科学史の文脈で取り上げられます。

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