バッチ処理とは?
ばっちしょり
バッチ処理とは、大量のデータをまとめて蓄積し、一定のタイミングで一括処理する方式のことです。
バッチ処理とは、処理対象のデータを一定期間・一定量ため込んでから、まとめて実行するデータ処理方式です。英語の「batch(一束・一回分)」に由来します。夜間や週末など、システム負荷の低い時間帯に大量データを一気に処理するために広く使われてきた、ITの基本的な手法です。
処理の流れは、データ収集→蓄積→スケジュールされたジョブ起動→一括処理→結果の保存という順序をたどります。代表的なツールとしては、Unix系のcronによるシェルスクリプト、Apache Hadoop、Apache Spark(バッチモード)、各クラウドのバッチサービスなどがあります。
バッチ処理が使われる代表例:
- 給与計算(月末に全社員分を一括集計)
- 請求書の一括生成・送付
- 夜間の売上集計レポート作成
- 大規模なデータウェアハウスへのETL処理
ストリーミング処理と比べると即時性には劣りますが、スループット(単位時間あたりの処理量)が高く、コスト効率にも優れます。大量データの変換・集計には現在も主力の選択肢であり、ストリーミングとバッチを組み合わせた「ラムダアーキテクチャ」なども広く採用されています。
使い方・例文
銀行が深夜に全口座の残高を集計して翌朝の明細を確定させる処理や、ECサイトが日次で売上データを集計してレポートを生成する処理がバッチ処理の典型例です。
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