バステトとは?
ばすてと
バステトとは、古代エジプト神話における猫の姿をした女神で、家庭・愛・豊穣・音楽と猫の守護神です。
バステト(Bastet)は古代エジプト神話に登場する女神で、猫または猫の頭を持つ女性の姿で描かれます。もともとはライオンの頭を持つ戦の女神として描かれていましたが、時代が下るにつれ家猫に近い穏やかな姿に変化し、家庭・愛・豊穣・音楽・子供・猫の守護神として信仰されるようになりました。
バステトは太陽神ラーの娘とされることが多く、時に「ラーの眼」の一柱として数えられます。その性質は二面性を持ち、優しい守護神としての側面と、怒ると凶暴になる戦士的側面を合わせ持っています。主要な崇拝の中心地はナイルデルタの都市ブバスティスであり、ここには壮大なバステト神殿が置かれていました。
バステト信仰の特徴として注目すべき点は以下の通りです。
- エジプト人が猫を神聖視した文化の中心にある神
- 猫を殺すことはバステトを傷つけることと同一視され、重罪とされた
- ブバスティスではバステトを祀る年次祭が盛大に行われた(ヘロドトスの記録あり)
- バステトに捧げるミイラ化された猫が多数発見されている
バステトが象徴する猫への信仰は、古代エジプトの農業社会において穀物を守るネコ科動物の実用的価値とも結びついていました。現代では「猫の神様」としてポップカルチャーやゲームにも多く登場しています。
使い方・例文
エジプトのミイラ展やヒエログリフの解説では猫の神として紹介され、世界中の「猫好き文化」やゲーム・アニメの猫モチーフキャラクターのルーツとして言及されることがあります。
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