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ハーリド・イブン・アル=ワリードとは?

はーりどいぶんあるわりーど

ハーリド・イブン・アル=ワリードとは、7世紀のアラビアで活躍したイスラム史上最強の将軍の一人で、生涯無敗と伝えられる名将です。

ハーリド・イブン・アル=ワリード(585年頃〜642年頃)は、イスラム初期の著名な軍事指揮官で、「アッラーの剣(サイフッラー)」の称号を預言者ムハンマドから贈られたとされます。クライシュ族マフズーム家の出身で、類いまれな軍事的才能を持ちました。

当初はイスラム教に反対する立場でしたが、628年頃にイスラムに改宗。以後、ムハンマドの指揮下で数々の遠征に参加し、頭角を現しました。ムハンマド没後はアブー・バクル・カリフのもとで背教者との戦い(リッダ戦争)を平定し、アラビア半島の統一に貢献します。

その後の征服戦争における主な功績は以下の通りです。

  • ウァラウ川の戦いなどイラク方面への遠征でサーサーン朝ペルシャ軍を撃破
  • ヤルムークの戦い(636年)でビザンツ帝国の大軍を破りシリアを制圧
  • ダマスカスを含むシリア主要都市の征服を主導
ハーリドは生涯で100回以上の戦闘を経験し、主要な会戦では無敗を誇ったとされます。戦術的な機動力と奇襲を多用した柔軟な戦い方が特徴でした。晩年は第二代カリフ・ウマルによって解任され、642年頃にホムスで没しました。イスラム世界では英雄として広く記憶されています。

使い方・例文

イスラム初期の歴史や中東の軍事史を扱う文脈で、「生涯無敗の将軍」として引用されます。

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