ハーラル1世 (デンマーク王)とは?
はーらるいっせい
ハーラル1世(青歯王)は10世紀のデンマーク王で、キリスト教を国教として導入しデンマーク王国を統一した君主として知られます。
ハーラル1世(Harald I Blåtand、約910〜987年)は、デンマークのゴーム朝の王(在位約958〜987年)で、「青歯王(Blåtand)」の異名で知られています。父はデンマーク最初の統一王とされるゴーム老王で、その後継者として王位に就きました。
ハーラル1世の最大の業績はキリスト教のデンマークへの導入です。960年代頃に洗礼を受け、デンマークのキリスト教化を推進しました。イェリングの巨大石碑(イェリング石)には「デンマーク全土を征服し、ノルウェーも支配下に置き、デンマーク人をキリスト教徒にした」という趣旨の碑文が刻まれており、彼の自己評価を示しています。
彼の統治における主な特徴は以下の通りです。
- デンマークの部族連合から統一王国への移行促進
- キリスト教会と王権の結合による権威強化
- スウェーデン南部スコーネへの影響力拡大
- 神聖ローマ帝国との外交関係の維持
晩年は息子スヴェン双叉髭の反乱により退位させられ、亡命先で没したと伝えられています。現代において「Bluetooth(ブルートゥース)」という無線通信規格の名称は、このハーラル青歯王に由来します。バラバラなデバイスを繋げる技術が、バラバラな部族を統一したハーラルに重ねられて命名されました。
使い方・例文
「スマートフォンのBluetoothはデンマーク王ハーラル青歯王の名に由来しており、彼の統一王として逸話が現代技術の中に生きている」というように、IT・北欧史の両面で話題になる人物です。
この用語をシェア
最終更新: