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ハーマン・ブールとは?

はーまんぶーる

ハーマン・ブールとは、オーストリアのアルピニストで、ナンガ・パルバットの世界初単独登頂など、20世紀登山史に輝く偉業を成し遂げた登山家です。

ハーマン・ブール(1924〜1957年)は、オーストリアインスブルック出身の登山家です。戦後ヨーロッパアルプスで頭角を現し、極めて困難なルートへの挑戦で「山の怪物」とも称されました。

最大の偉業は、1953年のナンガ・パルバット(8,126m・現・パキスタン)への登頂です。カール・ヘルリヒコッファー隊に参加したブールは、隊の下山命令に反して単独での頂上アタックを敢行し、世界初登頂に成功しました。この登山は下山途中に一夜を高所でビバークするなど、人間の限界に挑む壮絶な記録として登山史に刻まれています。

ブールの登山スタイルの特徴は以下のとおりです。

  • アルパインスタイル(軽量・小人数・固定ロープを用いない)の先駆け
  • 驚異的な体力と精神力による極地での単独行動
  • リスクを厭わない果敢な登攀姿勢

1957年、パキスタンのチョゴリサ(7,665m)登山中に雪庇の崩壊により滑落し、33歳の若さで命を落としました。著書『ナンガ・パルバット単独登頂』は登山文学の古典として広く読まれています。

使い方・例文

ヒマラヤ登山史やアルパインスタイルの歴史を語る際に、ハーマン・ブールの名と1953年のナンガ・パルバット単独登頂が必ず引き合いに出されます。

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