ブールとは?
ぶーる
ジョージ・ブールは、論理を数学的に表現する「ブール代数」を考案したイギリスの数学者で、現代コンピュータの論理回路の基礎を築きました。
ジョージ・ブール(George Boole、1815〜1864年)は、イギリスの数学者・論理学者で、論理的思考を代数的に扱うブール代数(ブール論理)を考案したことで知られています。
ブールは1854年に出版した著書『思考の法則』において、命題論理を0と1、あるいは真(True)と偽(False)という二値で表現し、AND・OR・NOTなどの演算で組み合わせる体系を示しました。当時は純粋に論理学・哲学の問題として発表されたこの体系が、約1世紀後にコンピュータの設計原理として応用されることになります。
ブール代数が現代技術の基盤となった経緯には次のような背景があります。
- 1938年、クロード・シャノンがブール代数を電気回路に応用できることを示した
- コンピュータの論理ゲート(AND・OR・NOTゲート)はブール演算を直接実装したもの
- プログラミング言語における条件分岐(if文)の真偽判定もブール論理に基づく
- データベースの検索クエリにおける「AND検索」「OR検索」も同じ概念
ブールは独学で数学を習得し、正式な大学教育を受けずにコーク大学の教授にまで登り詰めた人物でもあります。49歳で早逝しましたが、その遺産は情報科学・電子工学・人工知能など現代技術のあらゆる分野に及んでいます。「ブール型」「ブール値」といった用語はプログラミングで日常的に使われています。
使い方・例文
「プログラミングでif文の条件を書くとき、trueかfalseかを判定するブール値はジョージ・ブールが考案した論理体系に由来する」という文脈で説明されます。
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