ハビブ・ブルギバとは?
はびぶぶるぎば
ハビブ・ブルギバは、チュニジアの独立を主導し、初代大統領として近代化改革を推進した政治家です。
ハビブ・ブルギバ(Habib Bourguiba、1903〜2000年)は、チュニジアの政治家で、フランス植民地支配からの独立を実現させた「チュニジア建国の父」と称されています。1957年から1987年まで大統領を務めました。
パリで法律を学んだブルギバは、1934年にチュニジア新憲政党(ネオ・デストゥール党)を設立し、独立運動のカリスマ的指導者として台頭しました。フランス当局による投獄と亡命を繰り返しながらも運動を継続し、1956年のチュニジア独立を実現させました。
大統領就任後は、女性の権利拡大・政教分離・近代教育の普及を柱とする世俗主義的改革を積極的に推進しました。なかでも1956年制定の「個人の身分に関する法典」は、女性の一夫多妻制廃止・離婚権の付与などを定め、アラブ・イスラム圏で先駆的な内容として国際的に注目されました。
一方で政治的権威主義を強め、晩年には健康問題もあって「終身大統領」を宣言するなど独裁的色彩を強めました。1987年、当時の首相ベン・アリーによるクーデターで失権し、2000年に97歳で死去しました。
使い方・例文
アラブ世界の世俗主義や女性解放政策の事例として、比較政治学や中東・北アフリカ研究でよく言及されます。
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