ハウ将軍(アメリカ独立戦争)とは?
はうしょうぐん
ハウ将軍(アメリカ独立戦争)とは、アメリカ独立戦争においてイギリス軍の北アメリカ方面司令官を務めたウィリアム・ハウ将軍のことで、ニューヨーク攻略など初期の成功を収めながらも独立軍を決定的に壊滅させられなかった指揮官として知られます。
ウィリアム・ハウ(1729〜1814年)は、イギリスの職業軍人で、アメリカ独立戦争(1775〜1783年)においてイギリス北アメリカ方面軍の最高司令官を務めた人物です。兄のリチャード・ハウ提督が海軍を率いたため、兄弟でアメリカ遠征を指揮するという稀有な形をとりました。
ハウ将軍の主な戦歴は以下のとおりです。
- 1775年のバンカーヒルの戦いに参加し、多大な損害を出しながらも丘を攻略
- 1776年のニューヨーク周辺での作戦でワシントン率いる大陸軍を撃破し、ニューヨーク市とニュージャージー北部を占領
- 1777年のフィラデルフィア攻略作戦でブランディワインの戦いに勝利し、当時の革命軍首都を制圧
しかし同年、協調作戦を取るはずだった北方のバーゴイン将軍軍がサラトガで大敗を喫し、フランスの対英参戦を招く契機となりました。ハウはバーゴインを救援せず南下したとして批判を受け、1778年に司令官を辞任しました。その後の調査では公式に責任を問われなかったものの、独立軍を最終的に打倒できなかった指揮官として歴史的に評価が分かれる人物です。
使い方・例文
アメリカ独立戦争を解説する場面で「ワシントンと戦ったイギリス軍司令官」として登場します。サラトガの戦いやフランスの参戦を論じる際にも、ハウの行動の影響が言及されます。
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